蓄電池の効果の考察

さて、蓄電池が稼働し始めて丸1ヶ月経ちましたので、データを元に効果を考察してみたいと思います。

10月中旬よりの稼働ですので、比較は
蓄電池が稼働していなかった9月中旬からの31日間と、
蓄電池が稼働した10月中旬からの31日間とで
行いますが、当然ながら季節も違うのでなかなかうまく比較できないかと思います。

また、どう比較するのが正しいのかも私のショボイ頭ではわかりきれていない部分もあります。その足りない頭を振り絞って考えてみました。

まず、考え方として、蓄電池は
安い夜間電力で充電し蓄え、
高い日中は買電せずに蓄電池から電気を使う(放電
ということで、費用を安くするという効果があるわけです。

また、我が家のように太陽光発電(余剰電力買取)と一緒の場合は、
日中はまず太陽光からの電気で賄い、足りない場合に蓄電池から賄う。
それでも足りない場合は買電する。
という動作になります(経済モード設定時)。

なので、基本的には
 夜間の購入電力が増加し、
 朝晩、昼間の購入電力が減少する
となるわけです。

日中よりも夜間電力のほうが安いという事が前提で、費用的にメリットが出てくるわけです。

さて、まず購入電気量の内訳を示します。

蓄電池無し:241kWh(朝晩:91kWh/昼:5kWh/夜間:145kWh)
蓄電池有り:351kWh(朝晩:24kWh/昼:3kWh/夜間:324kWh)
基本通り、朝晩、昼間の電気購入量が減り、夜間の購入容量が増えています。
朝晩:-67kWh
昼 :-2.1kWh
夜間:+180kWh

で、まず総購入電力量としては、蓄電池稼働後の方が約110kWhも増えています。

これは何故か?

今度は使用電力の内訳グラフを示します。
購入電力の内訳グラフは作れないもので。。。

20151119a
主要な系統別にまとめてみました。
※冷蔵庫は蓄電池導入とともにデータが取れなくなっているのでその他に入っています。

エコキュート、エアコン、床暖房、その他という項目が大きく変わっています。
これらはまさに季節に関係するもので、温度の低下とともに増えていっているのは理解できます。
また、主に深夜電力を使っていますので、太陽光発電から賄うっていう電力とは無関係となりますので差分がそのまま購入電力量として現れます。

あと、キッチンの違いは主には食洗機とIHです。食洗機は深夜利用がメインですし、お湯や温風を使うので気温に関係しそうですし、IHも気温に多少は関係しそうです。

他の一般的な用途は気温にかかわらずほとんど変わりが無いようです。

それらの気温低下にともなって増減した電力を合計すると約70kWh。
それ以外で40kWh増えているということになります。

この理由はイマイチわかりません。細かいものの積み重ねか、充放電のロスか?あるいはその両方か。

さて、効果は?
時間あたりの買電量のグラフを示します
20151119b
横軸は●時台という意味で、0は0時台0:00~0:59という意味です。
また、縦軸は電気購入量(kWh)

蓄電池は23時からの充電開始ですので、グンと上がってます。
それが6時台まで続くのは、充電だけじゃなくてエコキュートや床暖房が入っているからです。

そして、太陽光の発電が無くなってくる夕方から徐々に購入電気量が増えています。
夕方の電気購入量が減っているというのがまさに蓄電池の効果かと思います。

朝晩の増加分から床暖等先ほど述べた気温低下による増加分を差し引くと約100kWh増加。

昼間、朝晩の蓄電池効果は約70kWh。

差し引き30kwhはよくわかりませんが、まぁとりあえず効果が70kWhということは、1日辺り2.25kWh。

5.53kWhという蓄電池容量から考えたら4割程度しか使ってないことになります。
使用効率は悪いですね。

謎の30kWhは無視して費用だけで考えると、
2kWhの昼間電力(31.64円)
68kWhの朝晩電力(25.92円)
が夜間電力(12.16円)
で置き換わっているので、
31.64×2+25.92×68-12.16×70=975円

これが費用面における効果かと思います。

当初予想していた月約1000円はあながち間違いでなかったってことでしょう。
家庭用蓄電池の損得勘定(2015/6/27)

また、充放電ロスを考えるともっと効果が薄いかもしれません。
ただ、この時期は朝晩に冷暖房を使わない時期なので、今から冬に向けて夕方にエアコンを入れてちょっと暖房かけるような使い方になってくるともう少し効率があがってくるかと思います。

それでも先のブログに書いたようにMax1150円程度の効果ですけどね。

というわけで、月3000円のレンタルでは費用面のメリットは全く無いわけです。

ただ、停電時に安心というメリットだけでしょう。
その停電時も無停電電源のように勝手に切り替わるわけではないようです。

停電時は重要負荷分電盤のブレーカーを自分で切り替える必要があるとのこと。

また、停電時に充電するには、太陽光を自立発電モードに切り替え、自立運転用コンセントと接続するといった手作業が必要になります。

これがイマイチすぎる部分ですね。

留守時に5時間停電があったけど、蓄電池から供給されてたから冷蔵庫は電気切れなかったよ!
ってのが理想的なんですけどね。

ってことで、蓄電池導入は時期早々だったかなぁって思ってるわけです。。。

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